行政書士
財務コンサルタント
磯村 威暢
2,000万円の負債がある会社を復活させた財務管理力と、採用から資金繰り、設備投資まで、経営者として20年のキャリアで培った問題解決力を活かして中小建設業者の経営をトータルサポート。
CONTENTS
今回は少し趣向を変えて、日常の中で感じたことを書いています。
私が大切にしている「価値観」の部分にも触れる内容です。
今日は、旧岩崎邸庭園に足を運びました。
結論から言うと、この時間は私にとって非常に価値のあるものでした。
なぜなら、自分の人生の軸である「積み重ねた美しさ(深み)」を、
空間そのものから強く感じ取ることができたからです。
旧岩崎邸の魅力は、単なる豪華さではありません。
建物、庭園、家具、歴史。
それぞれが長い時間をかけて積み重ねられ、一体となって存在している。
その空間に身を置いたとき、「本物の美しさとは、時間の蓄積である」という感覚が、
言葉ではなく体感として腹に落ちました。
日々の仕事や生活の中で、私たちは効率やスピードを求めがちです。
しかし、そうした環境にばかり身を置いていると、「何を大切にしたいのか」という軸が、
少しずつ曖昧になっていく。
だからこそ、
・ 自分の価値観に合う空間に意識的に身を置く
・ 感覚レベルでその価値観を思い出す
この行為は、とても重要だと感じました。
今日の時間は、自分の軸を再確認する時間でもありました。
今回もう一つ印象に残ったのは、岩崎家の歴史です。
特に心に残ったのは、GHQによる財産税によって、邸宅を手放さざるを得なかった
岩崎久弥の存在。
個人として見れば、長年守り続けてきたものを一気に失う決断です。
その心情を想像すると、胸が苦しくなります。
一方で、歴史的に見れば、三菱財閥は政府と強く結びつきながら成長してきた存在でもある。
つまりGHQは、
「個人の財産」ではなく
「国家と一体化した巨大資本」
として見ていたのでしょう。
さらに、岩崎弥太郎の娘のうち2人が内閣総理大臣の妻となっている事実からも、
財界と政界が一体となっていた時代背景が垣間見えます。
今日感じた「深み」というキーワードは、そのまま自分の仕事にも
繋がっていると感じました。
私は、建設業の経営支援に携わっていますが、企業にも同じように
「積み重ねてきた歴史」があります。
その価値をどう引き出すか。
短期的な成果ではなく、どう土台を強くするか。
そういった支援こそが、これから自分が提供していきたい価値なのだと、改めて感じました。
今回の旧岩崎邸庭園での時間は、
・自分の価値観の再確認
・歴史への理解
・感覚と知識の統合
このすべてができた、非常に良い体験でした。
こういった時間を、これからも意識的に積み重ねていきたいと思います。
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